25年度卒
就活情報
中途採用
エントリー
9月13日に第2次岸田第2次改造内閣が発足した。過去最多に並ぶ5人の女性大臣を起用し「変化を力にする内閣」と位置づけ、低迷する支持率のアップを試みた。しかし、その後の世論調査では、支持率は横ばいや下落する結果となってしまった。5人の大臣と1人の党四役を起用した一方、副大臣と政務官54人すべて男性であることが発覚し、そちらの方が話題となってしまったのだ。ただし、バランス感覚をちゃんと発揮した部分もある。主流派閥である安倍派、茂木派、麻生派、二階派にバランス良くポストを割り当て、自分の派閥にはポストを抑えるという配慮をしてみせたのだ。まさに派閥政治と非難される結果となるのだが。そんなことより支持率低下の原因となったマイナカードの問題やこれから大混乱が予想されるインボイス制度導入への配慮についてこそ、バランス感覚をもって政治を行ってもらう必要がある。政権の支持率よりも日本経済や国民の生活に軸足を置いた内閣であらねばならないのだ。