25年度卒
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物事が不安定になる恐れのある状態をたとえて「危険水域」と言うことがあるが、文字通り「危険水域」という状態となっているのをご存じだろうか。地球の平均気温は過去百年で0.7度上昇したのに対し、北極圏のグリーンランドでは5度上昇しているらしい。その結果、グリーンランド北西部のカナック氷河ではすごい勢いで氷が溶けているのだ。ある研究チームによると毎秒1万トンの氷が水になって流れているということで、そのスピードは我々が思っている以上のようだ。北極の氷河が地球全体のクーラーの役割を果たしているため、北極の氷がすべて溶けてしまうと更なる温暖化を招いてしまうというのである。恐ろしいことだが最近の調査では2030年代には北極の氷がすべて溶けてしまうと予測されたらしい。もちろん氷河は北極ばかりでなく南極にも広がっている。驚くことに南極の氷がすべて海に溶け出すとその後の海面は現在より60メートル上昇するというのだ。東京23区はもちろん首都圏のほとんどが海に沈んでしまう。そんな中、アメリカと中国が競って月への移住計画を進めようとしている。二酸化炭素を排出しまくった2大国家がいち早く危険水域を察知して地球から脱出するというストーリーはすでにSFではなくなっている。