2019年10月第157号|1|「ニッポンの素晴らしき論功行賞(続)」|

9月11日に第4次安倍第2次改造内閣が発表された。小泉進次郎の初入閣がサプライズと言いたいところだろうがもっとサプライズだったのは文部科学大臣の起用だ。国家戦略特区に指定された愛媛県今治市に加計グループの岡山理科大学獣医学部を新設するに至った経緯に総理大臣の意向が働いたのではという疑惑、いわゆる加計学園問題。その渦中の人物である萩生田光一をあろうことか教育行政のトップに据えてしまった。加計学園問題が国会で取り上げられた時に政権に有利な答弁を繰り返した本人にその後大臣というポストをご褒美として与えたのだ。日本史で「御恩と奉公」という鎌倉時代や室町時代における武士の主従関係を表すものがあるが、令和の時代でも同じようなことが行われるとは驚きである。本来は官僚も政治家もその福利を国民が享受できるように汗を流すはずなのに一体誰を向いて仕事をしているのであろうか?発表直前に首都圏に大型台風が上陸し広範囲に甚大な被害が発生した。こんな非常事態を考えればたとえ内閣改造の発表を先送りしてでも、被災者を助けようという発想や行動が為政者には求められているのだ。

税経センターグループ 代表 栗山隆史

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