中国は「電子決済大国」である、とのニュースをよく耳にします。日常生活で発生する様々な支払いをスマートフォン(以下スマホ)で決済するというものです。具体的には、レストラン・スーバーでの支払い、水道光熱費・携帯代金、タクシー・新幹線・飛行機代金、病院診察料等々…。上海の地下鉄ではスマホをかざして乗車することができるようになったそうです。また、2016年に都市部で実施された調査では、回答者の98.3%が過去3ヵ月の間にスマホ決済を利用したとの結果が出ています。
世界的にキャッシュレス化が進んでいく中で、最近日本でも徐々にサービスが浸透し始めてきました。その中でも、代表的なスマホ決済方法は「QRコード決済」で、①お店側が購入者側のQRコードを読み取る方式と②お店側のQRコードを購入者側が読み取る方式の2種類あります。事前準備としては、スマホに専用アプリをインストールし、銀行の口座やクレジットカード情報の登録が必要となります。
<日本で主流のスマホ決済サービス>
- PayPay
- Line Pay
- 楽天Pay
- Amazon Pay
<購入者側のメリット>
- 現金の持ち歩きが不要
- いつでもどこでも払込みが可能
- 支出明細はデータ化されているため、内容の把握が簡単
<デメリット>
- スマホへの依存が高くなる(スマホの電源が切れてしまった場合等の対応)
- 使える店舗が限られている
現在、日本政府もキャッシュレス決済の比率を増加させるという目標を掲げています。これは2020年の東京オリンピック、2025年の大阪・関西万博での外国人観光客による経済効果が念頭にあるようです。個人的には、スマホ決済の利便性を考慮して、現金との併用で活用したいと思っています。
皆様も一度試してみては如何でしょうか??
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