生命保険や損害保険には様々な契約の仕方や保障(補償)内容があります。その中でも「主契約」と呼ばれる契約の軸となる保障(補償)があり、その内容を補ったり追加したりするのが「特約」と呼ばれるものです。
あくまで「主契約」に追加するものなので、「特約」単独では契約出来ないようになっていることは前回触れさせていただきましたが、今回はその「特約」に関する注意点を何点かご案内いたします。
◇定期特約(死亡保障)
終身保険(死亡保障50万円)に組み合わせ、一定期間死亡保障を手厚くするためにお勧めされることが多いようです。
しかし更新型だったり、更新が出来ないタイプもあり、長い期間の保障をお考えの際には適さない場合もあります。
◇特定疾病特約
がんや脳卒中、心筋梗塞などの重大疾病にかかってしまった際に加え、死亡時に保険金が支払われるタイプの特約です。
一度保険金が支払われたら、特約が消滅してしまうタイプが多くあり、こちらも長期的な保障としては不安があります。
◇医療特約
更新型で、更新の度に保険料が上がったり、終身保障ではないタイプがあります。
最終的に支払保険料が高額になってしまったり、保障が切れてしまうかもしれないという不安があります。
注意点ばかりをあげましたが、特約は本来「必要な保障を選んで追加出来る」という、
非常に優れた性質のものです。しかし、特約も日々新しいものが研究開発され、どんどん変化しております。(良くも悪くもですが)
今までは、保険では備えることが出来なかった内容でも、新しく世に登場している場合もあるのです。
以上のように、より複雑になっているのが保険の実態です。
必要な保障を無駄なく用意するために、今一度、保障内容の見直しをご検討されてはいかがでしょうか。
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