MMD研究所が2019年3月に発表した「格安SIMサービスの利用動向調査」によれば、格安スマホのメイン利用シェアが12.3%となっていることが分かりました。サービス開始から徐々にシェアが増えてきている形です。
逆に、大手キャリア3社(NTTドコモ、au、ソフトバンク)は79.1%(2018年3月82.6%)と、徐々に減少してきています。毎日のようにCMが流れていることもあり、認知度も89.0%とほとんどの方が知っているサービスとなりました。
そもそも格安スマホとは、大手通信事業者のネットワーク回線を借りている事業者が、店舗数や広告費を抑えて低価格で提供しているものです。端的に言いますと、大手通信事業者3社(NTTドコモ、au、ソフトバンク)以外の事業者が提供しているサービスです。自社で通信回線を保有していないため莫大な初期投資や高額な維持費を負担していないことや、ネット契約を主としており人件費も少なくて済むことが低価格を実現している理由となっています。
<主な事業者>
・Y!mobile
・UQモバイル
・楽天モバイル
・mineo 等々
<メリット>
・低価格
・自分にあったプランをカスタマイズできる
・契約の縛りの短いものが多い
<デメリット>
・端末の設定を自分で行う必要がある(実店舗が無い場合)
・通信速度が遅い傾向がある
価格の安さは大きなメリットです。ただ、自ら端末の設定を行う必要があるため、大手キャリア3社の実店舗で受けられるようなサービスを求めている方には向いていないかもしれません。私自身、色々調べたり端末の設定をすることが好きな性分のため、特に苦を感じることなく格安スマホを愛用しています。
最近では家電量販店でも格安スマホの実店舗を見かけるようになってきました。もしご興味があれば一度見てみては如何でしょうか。