2019年4月1日午前11時半過ぎごろ、菅官房長官により新元号“令和”が発表されました。今回の「令和」は、日本の古典である万葉集からの出典で、万葉集からの出典はこれまでの元号では初めてのようです。「令和」には、 “人々が美しく心を寄せ合う中で、新しい文化、新しい時代を切り開いていく“という思いが込められているとのことです。
改元は、実に30年ぶりで、国民全体がなにやらお祝いムード?となっています。これは、天皇陛下ご崩御に伴うものではなく、ご退位によるものであることが大きいでしょう。
しかし浮かれてばかりではいられません。なぜなら、改元ということはもう「平成」ではなくなり、あらゆる文書を令和へ変更していかなければならないからです。期限付きの提出書類が、平成と令和の違いで差し戻しされ、結果期限に間に合わなかった、なんてことも考えられます。二つの意味で「へいせい」(平成・平静)ではいられないですね。
これについては、国税庁と日本年金機構においてお知らせがHP上にアップされていました。
○国税庁
納税者の皆様方からご提出いただく書類は、例えば平成31年6月1日と平成表記の日付でご提出いただいても有効なものとして取り扱うこととしております。
○日本年金機構
2019年5月1日以後の日の元号の表記が「平成」と表記された用紙を利用して届出される際は、可能な限り、補正(訂正印は不要)の上ご提出ください。
いずれもHP上の申請書等各種様式は随時変更していく、とのことですので、期限の明記は無いのですが、様式が変わったら随時変更していった方が良さそうですね。その他の役所(県や市)は、それぞれの役所に確認していただけると幸いです。
また、西暦表記に変更する、という自治体もあるようです。現在(4/9時点)国税庁のHPでは平成表記と西暦表記をどちらも記載しています。おそらく西暦表記にはしないのではないかと思いますが、わかりません。今後の動向に注目です。
「平成31年確定申告書」が「令和元年確定申告書」となるのでしょうか…
余談ですが… れいわ(018)+令和○年=西暦20XX年 で簡単に西暦⇔令和が出来ます。
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